油とまごわやさしい
これはとてもいいなぁ、という本に出会いました。
まごわやさしい
がなぜいいのか、年齢や男女べつの症状や
鬱や不妊治療のことなど
気をつけるべきことに照らし合わせて
より理解が深まるいい本でした。
山田豊文せんせいの本は
読むとなるほどなぁとページを折ったり、
赤線を引いたりが多いです。
オーソモレキュラーという
細胞から身体を元気にする栄養学みたいです。
まごわやさしいを基本としながら
特に油の重要性を理解する上でとても参考になります。
大事なのは
- とにかくトランス脂肪酸をとらないようにすること
- オメガ3の油をとるようにし、 オメガ6とのバランスをとること
トランス脂肪酸の害についてはいろいろ書いてありましたが、
カンタンにいうと、細胞の正常な活動を阻害するということらしいです。
鬱などの精神的なものや、糖尿病の原因なのではないかと書かれています。
トランス脂肪酸は、ありとあらゆる加工食品に含まれるそうです。「植物性油脂」などと書かれた食品、書かれていなくてもコンビニのおにぎりの米は加工する上でひっつかないようにそれらの油が使われているそうです。
ニューヨークをはじめ各国でトランス脂肪酸の規制が進んでいるそうですが、ことこの国日本においては
ほぼのばなし状態だそうです。
最近はようやくレシピを見ながら
まごわやさしいの食事をつくるようになってきました。
久しぶりに加工食品の餃子をフライパンでつくったのですが(もちろん全て徹底しているわけではないので、ラーメンなんかもたまに外食で食べます)
流しに置いておいた食器類に油がこびりつき、なかなか落ちませんでした。
(すぐに洗わないからいけないのですが、それはさておき。。)
少し油を気にするようになったためか、
ずっとこんな油をカラダに入れてきたのだなぁと
感慨深いというと変ですが、ちょっとゾッとしました。
油に関してだけではなく、
まごわやさしい、少食を基本としている
この先生の本には共感する部分が多いです。