いい加減、筋トレをはじめないか
もはや、ダイエットと呼べるのかどうかもあやしくなって
きてしまったが、とうとう
バーベルを買ってしまった。
その名の通り、軍隊で使っていた(というイメージかもしれない)
なんともハードな名前と、血湧き肉躍るという意味を込め、
レッドを購入した。
食事制限という言葉は好きではないが、
食についてあれやこれやと学んでいくと必ずぶち当たることがある。
それは、食べ過ぎるなということ、特に
質の悪い糖質をとりすぎるな愚か者たち
ということだ。
なぜ、このような変な男気にあふれた口調になっているのかというと
この本を読んでしまったからだ。
バーベルを買わせてしまったのも、この本のせいだ。
多少、客観的に考えてみると、すぐ影響を受けてしまう馬鹿みたいだが
実際、馬鹿みたいに行動させる力がこの本にはある。
twitterでつぶやかれた短い文章が1ページごとにのっているのだが、
内容はひたすら、
筋トレがすべてにおいて最強、最良、最高であるということのみ。
気に入っている言葉を少し。
自信がない人は筋トレをして下さい。
①身体がカッコ良くなる
②異性にモテる
③テストステロンというホルモンがあふれて気分上々
④上司も取引先もいざとなれば力尽くで葬れると思うと得られる謎の全能感
⑤恋人に裏切られてもバーベルがいるという安心感
以上の理由から自信がつきます。
仕事もプライベートもダメで八方塞がり。
死にてえって思ったら3ヶ月だけ筋トレしてみてくれ。
テストステロンという支配欲を司るホルモンが分泌されて
ネガティブな気持ちを打ち消してくれる。
それに加えて筋肉がつき良い体になれば気分は最高だ。
見た目が良くなれば気分も良くなる。非常に単純なことだ。
その他、名言ともいえるような言葉が並んでいるのだが、
基本、「寂しくてもお前にはバーベルがいるじゃないか」
というポジティブだがネガティブだかわからない
すべてを包み込むユーモアが全編にわたって貫かれている。
このわけのわからないエネルギーにあふれた馬鹿馬鹿しい気分が
とても筋トレの気分とマッチしているのである。
勢いにまかせて、ダンベルを買わせてしまうほどに
オススメの本です。