食べるという洗脳を解いたら半年で15キロやせられたダイエット日記

90キロ近くあったところから75キロ近くまで痩せたダイエット日記です。また再びチャレンジ中です。

アイドル?の報道について思うこと

 アイドルグループのメンバーの報道が話題になっております。

簡単にいうと、

酒でやらかした

ということになるのでしょうが、ワイドショーなどでは

しきりにコメンテーターなんかが

「お酒は悪くない」「お酒が全て悪いというのはおかしい」

と仰っているようです。

 

私が思うのは、

そもそも、お酒が悪いのか、はたまた良いのかの議論がなされていない

というところが問題だと思うのです。

 

「お酒が全て悪いというのはおかしい」のではなくて

マスコミに、

お酒が悪いという声すら上がっていない

ことが問題だと思うんですよね。

 

善悪というのは小難しい問題ですから、

(人類が地球にとって悪であるみたいも話もあるし)

少なくとも身体には悪い、であるとか

酒による事故や人災が多過ぎるから規制しようぜ、であるとか

そういう議論みたいなことを、

この有名人の報道をいい機会にしてすればいいのではないかと。

 

でも、こういいつつ途方に暮れる気分に襲われるのは

酒造メーカーがマスコミの大スポンサーであるという事実。

 

なので議論を期待する前に、ネットで調べて

個人でどんどんやめていくほうが早いのかもしれません。

 

「普通に飲む」という嘘

酒をやめられるかどうかは、

「酒は普通に飲んでいる分には嗜好品だから良いが、アルコール依存者にとっては毒である。だからやめなければならない」

という考えを否定できるかどうかにある。

 

いってみれば、この言葉は世間の常識であり、アルコールを断とうと勉強した人でさえとりつかれている考えである。

 

しかし、上の言葉の酒の部分をコカインに変えてみたらどうだろうか。

「コカインは普通に吸引している分には嗜好品だから良いが、麻薬依存者にとっては毒である。だからやめなければならない」

 

こんなことを言う人がいたら、麻薬の常習を疑うだろうし、

普通に吸引ってなに?と思うに違いない。

それがアルコールの場合、

普通に飲んでいる、といってもおかしく聞こえないのは、

それが単に合法だからというだけなのだ。

 

そして、その「普通に飲む」という言葉を認めたとたん、酒を飲みたくなりはじめる。

なぜならそれは、アルコールにはメリットがあると認めることと同じだからだ。

アルコールにはメリットなどひとつもないのである。

メリットがひとつもないことがわかれば、飲みたいという欲求も消え失せる。

すると「普通に飲む」人をうらやむどころか、かわいそうにとさえ思うようになる。

彼らは、過去の自分と同じように

アルコールによって利益を得ている全てにだまされているのだから。

 

「普通に飲む分にはいいが」という言葉に決してだまされてはいけない。

 

 

酒はただの毒

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酒をやめてしばらく経ちました。

やめたといっても、前回アルコールを否定した記事を書いてから

何度となくスリップ(再び飲酒すること)したものの、

ようやく断酒が落ち着いてきました。

タバコをやめるときにも

何度となく捨てたタバコをゴミ箱から取り出したり、

シケモクをあさったり、濡らして吸えなくしたタバコをちぎって

火がつくよう頑張ったりし、ついには禁煙に成功した経験から見ても、

スリップは必要な経験ともいえそうです。。

 

さて、今の酒に対する感覚としては

我慢してやめている、というのではなく

 

「もういらないから勘弁してくれ」

 

という心持ちになってきました。

これは何度も繰り返し読んだ

禁酒セラピーによるところが大きいのですが

断酒禁酒かいわいではあまりに有名な本ですが、

この本では酒、アルコールはハッキリ毒だと言い切っています。

 

しかし、この事実を曖昧に解釈したブログがいくつかありました。それはなぜでしょうか?

 

酒をやめるくらいですから、なんとなく身体に毒だとは認めつつも、

結局、

「自分はアルコール依存者であり、

普通の飲酒者は幸せ」

というところから抜け出せていないのです。

 

禁酒セラピーによれば、普通の飲酒者は

アルコールの毒にまだあまり犯されていないだけであり、アルコール依存者と同じ坂を転がりはじめている、といっています。

 

酒は毒と認めるということは

アルコール依存者と普通の飲酒者をわけないということです。

ただ毒を身体に入れている量や期間、体質などの程度の問題だけだということです。

 

また、自分はアルコール依存者だといえば

それが酒を飲む言い訳にもなってしまいます。

アルコール依存者だから仕方ない、というふうに。

 

この事実を思い知ったとき、

酒を飲みたいと思わなくなりました。

やめて1週間くらいはアルコール自体の依存性のためか、ちょっと一杯という気分になりましたが、それ以後は我慢している感覚はありません。

 

自分へのいましめの意味でも、このあたりは

ハッキリと認識しなければと思います。

 

酒はエタノールを身体に入れているだけ

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僕が酒を飲みたくなる気分になるのは

どんな時だろうと考えると、

たとえば、用事で外出して(それは遊びでも、遊びでない用でも)

ある程度、その用事が終わりかけ、

ふと、「家に帰ったら何しようか。。

寝るまでの間の時間に、一人で酒のグラスでもかたむけるのも悪くないね。。」

などと思うとき。。

なぜこんな瞬間のことを想像するのかといえば、

そう思ったのがついさっきのことだからだ。

 

結構前に禁酒の記事を書いたけども、

それからずっと禁酒生活が続いていました。

ということは全然なく、

続いているのは、ほんのこの一週間なわけで。。

 

だから偉そうなことは言えないし、ハナから偉そうなことを言うつもりも

ないわけだけれども、

外出した先で酒を飲むのも悪くないねなどという気分になり、

帰りの電車の中で冷静に考えてみた。

なぜ酒を飲むのか?を。

 

喉が渇いているから。

リラックスしたいから。

酒の味が美味しいから。

単純に酔っ払いたいから。。

 

喉が渇いているなら水を飲むのが一番いいし、

酒はむしろ飲むたびに喉が乾くわけで、

リラックスしたいなら、

気持ちいい体勢で座るか、横になるよりリラックスはできないし、

酒の味だけを冷静に思い出してみると

果たしてそんなに美味いか?と気づくし、

(初めてお酒を口にしたときのまずさったらなかった。単に舌が慣れただけの話だけかもしれない)

酔っ払いたいだけというのは、

たとえばある問題や悩み、思うようにいかないことなどが面倒なので

そこから逃避したいと思ってはいないか?

だとすると、それはゴマかしているだけなのではないか、

などの結論めいたところに行き着く。

 

これらは要するに「禁酒セラピー」

 

 に書いてあったことを自分なりに思い出してみたのだが、

今夜いちばんに効果があったのは、実は

エタノールを身体に流し込んで何が楽しいの?

というイメージだった。

(ここでは、厳密なメチルアルコールや、消毒用エタノールとの違いなどはひとまずどうでもよくて、ひとときの安らぎ、人生の潤いと思わされている酒のイメージが、ただのエタノールだと客観的に見れればいいわけだ。)

 

それについで、こんなイメージも出てきた。

コンビニでも、どこにでも置いてるでっかいボトルの大◯郎のような、

大量の安焼酎。どんな種類の酒を飲もうが、どんな高い酒だろうが、

味は違えど基本的に、

あの安酒を大量に体に流し込んでいるのと

いっしょだよ。。

 

まあ、あの安酒が好きな人には当てはまらないかもしれないが、

僕にとってはもともとが飲まないヤな感じの酒だったので

イメージにぴったりなのだ。

 

そういうあきらかに有毒な化学薬品を身体に入れて、酔いという状態になるために

貴重なお金と、時間と、体の健康を喜んで手放す。。

 

そう思えたとき、酒を飲みたいという感情がフッと消え、

「魔宮の伝説」で洗脳が解けたときのインディージョーンズのように

我に返ったのだった。

 

このイメージによる体感はなかなか使えると感じた

週末の夜でございました。

 

断酒する時におそいかかる壁をいかに飛び越えるか

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 断酒をはじめてから約一週間たちましたが、

一人酒はただ飲まなけりゃいいハナシですが

やはりこうなってくるとハードルが高くなってくるのは

いかに人からの飲みの誘いを断るか

になってくるのではないでしょうか。。

 

「禁酒セラピー」と「二重洗脳」という二冊の本が大変参考になって、

断酒にチャレンジし始めたのですが、

お酒にしろ、ダイエットにしろ、

まぁ誰でもそうだとは思いますが

最初は勢いがあってヨッシャ!とはじめるのですが

次第に時間がたつと

「あれ、なんでそれをやめようと思ってたんだっけ?」となり、

早い話が、「ま、いっか」という気分になってしまう。

 

なぜ、それが言えるのかというと

昨日の自分がそうだったから。。

 

友人に子供が産まれたので、男だけで飲もうや!と誘われました。

飲みの席に行けば「ま、いっか」になりそうだったので 

とりあえずお断りしました。。

 

ホントに断酒している方なら(そういうもうオールオッケーな方はいなさそうですが)

飲みの席に行き、ノンアルコールと美味しい食事で友人のお祝いをすることでしょう。それがきっと一番正しいというか、まっとうなやり方なのだと思います。

 

ですが、断酒も始めたばかりである身なので、

断酒に対しても、フワフワと中を漂う風船のような身なので

「一杯くらいいいじゃんか」

などと言われれば、カンタンに破裂してしまうのです。

 

理屈ではわかっていても、酒は依存性のある物質なので

なかなか手強いのだと、肌で感じました。

自分を正す意味でも

KISSのジーン・シモンズの言葉で締めたいと思います。

きみだってタバコを吸ったり、ドラッグをしたり、飲酒をしたり、若いうちに結婚したり、今やっているバカなことはしないほうがいいと分かっているのだろう。しかし大半の人は、関係なくそれをしてしまう。

 

 

洗脳から見るダイエットと禁酒

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 ダイエット、食に関してはなんとなくわかってきたんじゃないか!

ということで更新をサボっていたのですが、、

(そして実際の食事もちょいサボり気味ではありましたが)

 

 

さておき、酒を飲み過ぎるということで、

禁酒なるものに手を出し始めました。

そこで手始めに、そのジャンル?では有名な本を読んでみました。

  実はこの本はけっこう前に読んでいたのですが、

目から鱗の内容で、

禁酒に対する考え、要は酒に対する考え

が読む前と読んだ後では、全然違ったものになったと思います。

 

この本の内容を、おおまかにいうならば

なぜお酒を飲んだらいけないのかではなく、

お酒を飲む理由を一つずつ壊していき、

最終的に飲む利点など一つもない、

それを知ることで、結局お酒を飲みたくなくなっている、

というアプローチなのかなと思います。

  • お酒を飲むとリラックスする
  • お酒を飲むと勇気が出る
  • お酒を飲むとストレスが解消される...

など、これらが嘘で幻想に過ぎないと言い切ってます。

 

確かにこの本を読むと、なんであんなにお酒を飲みたいと思っていたのか、

ポカーンとするほどわからなくなります。

 

で、その後も私はまたお酒を飲み始めてしまいました。

それで、ヤバいなあ、なんでだろうなあ、つい飲んじゃうなあなどと

単純に言い訳ばかりをしながら、それでもなんとなしに

禁酒のブログなどを徘徊して眺めているうちに気になる本がでてきました。

  実は、たった今この本を読み終えたのですが、

だいぶいいですよこの本。

お酒ばかりではなく、煙草、ドラッグ、恋愛(不倫、セックス依存)ギャンブル、

カルト宗教など、様々な依存症について書かれていますが、

要はこれらをやると

ドーパミン、α波が出過ぎて、これらを摂取または行っていない普段の生活で

ドーパミン、α波が出にくくなってしまう

ということです。。!

 

ドーパミンというのは、これが脳からでると幸せなどを感じるらしい。

 これらが出にくいということは、普段の生活で幸せを感じにくくなってしまうらしいです。。

禁酒セラピーでは、お酒はなんの益もないただの毒物という扱いでしたが

「益がないつったって飲んだら気持ちいいじゃん!」

と感じてしまう自分がどこかにいましたが(まぁこれこそ言い訳なのですが)

二重洗脳では、

「だからドーパミンが強烈に出るんだから気持ちいいに決まってんじゃん。そのかわり、普段のドーパミンは足りなくなるからね。」

と言われているようで、その辺りとても腑に落ちました。

 

この本のタイトルは二重洗脳なので

「ごほうび」「恐怖」

がそこに関連しているということでした。

つまりお酒でいうと

酔ったときの気持ち良さ酒を飲めなくなることの恐怖

になるでしょうか。

この辺りのこととか、他の依存症のこともよく知れるのでオススメです。

 

*1

*1:なお、これは禁酒セラピーが効かなかったということではなく、

自分の中でピースが埋まったのだと思います。

この二冊を読むことでより理解が深まりました。

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