どうして健康にならなければならないのか
最近は本ばかりを読んでいますが、また一冊紹介します。
この本は真相は知るよしもないですが、絶版になっています。
おそらく内容がある方面の方々に都合が悪すぎたということなのかもしれません。
いろんな意味でハードな本なので、スラスラとは読み進めてませんが、
主にTPPに関する後半部が気になったのでそちらを先に読みました。
TPPの内容やISD条項などのこまかい中身についてはさすがに説明できるほどの理解は
おぼつかないですが、
なんとなくぼんやりと、また衝撃的にわかったのは
TPPはかなりやばい
ということでした。
大まかにいうならば、
ありとあらゆることが多国籍企業にとって有利、すなわち利益になるように操作されていること。
- 国民皆保険の崩壊。(労働者派遣法の改正も社会保険、国民健康保険に加入できない人々を増やし、この国民皆保険の崩壊を進めるいわば布石だったのは驚きでした)
- 薬代の高騰(ジェネリック薬品を使えなくさせるあらゆる規制)
- 遺伝子組換え食品表示の撤廃(遺伝子組換え食品「GM食品」義務表示をしない一方で、自然農法でつくっている農家やオーガニック食品を販売している企業、業者などが訴えられ、それらの仕事を行うことが不可能になる危険性)
- 汚染された食肉が無制限に輸入される(牛乳や乳製品も同様に)
- 健康情報の発信の規制
- あらゆる内容が非公開になっており、一度その法案などが通ってしまうと元に戻すことは不可能。つまり一度開いた穴はふさがらない。彼らにとっては最初はほんの少しの穴を開けるだけでよい
など、要するに
いかに人々を病気にさせ、医療ビジネスで儲けるか
我々はその駒の一つにしか過ぎないのではないかと感じました。
自分たちにできるのは、まずはあらゆる毒をなるべく避け、排毒する。
つまり食に気をつけること。
そしてできるだけ現代医療にかかわらないで生きるようにつとめること。
何のためにダイエットするのだろうか、健康に生きたって仕方ない、それより快楽に身をまかせて生きなきゃ意味がないじゃないかと思ってしまうことは、日常に生きていると多いですが、
まさに今、この国にこれらの大きな変化が起きていることを知れてよかったと思いました。
絶版になっていますが、アマゾンで中古で手に入りますので
興味のある方は是非目を通していただきたいと思います。
(なお、「新 医療ビジネスの闇」は
もともと出版されていた「医療ビジネスの闇」に
TPPのページを加筆したもののようです。)