絶望からはじめよう
食に関する考えや、やりかたや、はたまた思想に及ぶものまで
いくらかのものがある。
マクロビオティックやナチュラルハイジーン、ローフード、フルータリアン、原始人食、広義にはベジタリアン、肉食至上主義などがある。
では、それらのなかでどれが一体正しい食事法なのだろうか?
それぞれがある部分においては重なり、また反発しているように見える。
たしかに、なーんにも考えず、ただ好きなものを好きなだけ食べている多くの人々からすれば、それぞれに素晴らしいところがあるに違いない。
ただ少なくとも自分の頭で考え、判断し、選んでいくところからすれば、何が正しいのかを考えることは当然のことだと思う。
しかしもうひとつ踏み込んで、そこに正しいことはないのだと考えるとどうだろうか。
つまり、少食、断食、微食、さらには不食からものを見るということ。
それは食べる主義に絶望していく、ことであるかもしれない。
その視点からいかに解毒し、余剰な栄養をとらないようにしていくかが重要になっていくに違いない。